上野医院からのお知らせ

開業して初めての日曜当番です。金沢での当番医は経験がないので、どの程度混雑するかはわからないのですが、フルスタッフの準備にしました。

本年度のワクチンの供給量はやや不足するとの予測ですが、あわてる必要はないと思っています。静かな出足でした。

当院はじめての朝礼を行い、診療を開始しました。不慣れな点がいろいろあり、悪戦苦闘の一日でした。開業したてだからといって患者さん方にご迷惑をおかけすることはできない職業ですから、しっかり気を引き締めてやっていくつもりです。

ご近所の方、以前からの方、知人、開業準備でお世話になった方、たくさん来ていただいて、私たちのこだわりのクリニックを見ていただきました。多くの方に「明るく、広々とした印象」と言って頂けて、設計の松平先生に感謝した次第です。

良質な医療を提供することによって、幅広く信頼される診療所をめざします。

前日に内見会を行います。見に来ていただければスタッフがご案内いたします。

10月16日（日）午前9時より午後4時まで

スタッフ全員、開業に向けて張り切っています。来院者の案内手順、診察手順、検査手順など診療本体についての勉強、準備が佳境に入っています。

個人情報保護の勉強会をしました。
「個人情報保護に関する基本方針」について、法律や具体的な対応などを学びました。

電子カルテの研修を続けています。
私も含めて、完全電子カルテ化は皆初めてなので、慣れるのが大変です。開業してから来院者に迷惑をかけては申し訳ないので、真剣に取り組んでいます。

接遇のプロに接遇の勉強会をしてもらいました。
温かい気持ちがあれば接遇の技術は不要と思っていましたが、やはり人と人とのお付き合いには形も大事なようです。

各自のユニフォームができてきました。
看護師さんと医療事務さんは同じユニフォームの色違いにしました。
気持ちが徐々に開業モードに盛り上がってきています。

医療安全の勉強会をしました。
医療安全についてはスタッフ全員の意思疎通の良さが最も大事であると感じています。躊躇せず聞き直しができる環境、重要なことは必ずダブルチェックを行うという意識などを話し合いました。

すでに金沢大学病院や金沢医療センターの地域連携室の皆さんには挨拶に伺いました。今後、病診連携を行っていく上で、顔の見えるお付き合いをしていきたいとお願いしました。私の大事な患者さんたちの先進医療をお任せするのですから、しっかりお頼みしなければなりません。以前からの知り合いも多く、昔話もいたしました。自分が地域に戻ってきたと実感しています。

内視鏡室

当院の専門診療での顔である消化器内視鏡の準備ができました。震災で製造が遅れるとのことで心配しましたが、間に合いました。食道・胃内視鏡検査用には経口用、経鼻用の2本。大腸検査用に極軟、細径の新型を1本揃えました。どのカメラでもNBIという粘膜の細かな変化がわかる特殊光を発射する装置も内蔵しています。内視鏡検査の介助には技術が必要ですが、その経験をたくさん持っている優秀な看護師さんがいます。